今月末いよいよキャラクター＆イラストレーターズショウ9（以下、C&IL-Show9）が全国美術系書店より発売されます。弊社発行の作品集シリーズとして1990年に創刊されてから14年が経過しました。個人作家ページに加え企画ページも充実し、内容のボリュームアップが感じられる一冊となったのではないでしょうか。

この「C&IL-Show9」は一般の書店販売では通常の作品集としての販売をします。そしてその他、様々な業界のクリエイティブ部門へ贈呈本としてお送りしており、アートディレクターやデザイナーのアイデアソースとなります。そのような意味での「BtoB」「BtoC」を兼備する作品集なのです。ビジネスユースに対応する モチーフ別の企画ページは風景画をメインにしたカレンダー用アートや、ファッション、インテリア、イラストマップ、動植物など、クリエイターからの使い勝手を考慮したクオリティの高いイラストレーターの作品を掲載してます。

今回新しい試みとして書店販売用と贈呈用の２種類の表紙を制作しました。書店用は一般の方々に親しみをもって手に取ってもらえるように、キャラクターの「ハコイヌ」をメインにしたビジュアルを制作。クライアント贈呈用は今までの「C&IL-Show9」シリーズの基本デザインを踏襲しています。お近くの書店で見かけたらぜひお手に取ってご覧下さい。

名　称：「キャラクター＆イラストレーターズショウ９」
発売元：光和堂
発行元：株式会社シュガー
価　格：￥2940（税込）
体　裁：変型A4版　オールカラー　260ページ

今年20周年を迎えるTM NETWORKのメンバー木根尚登が描くファンタジーの世界。長編SFファンタジーとしては「キャロル」以来実に14年ぶりの小説『七つの角笛〜ci e la musica〜』を執筆。これは先行して発売されたアルバム『ci e la musica due』(チェラムジカ　ドゥエ)の音楽とリンクした壮大な作品です。小説とアルバム、コンサートツアーで展開するこの『ci e la musica』の世界をつなぐ共通のイメージとして、押金美和さんのイラストが起用されました。CDジャケット、小説カバー、ツアーパンフレット、グッズに至るまで、果てしなく広がる木根尚登ワールドに花を添えています。音楽、イラスト、物語がひとつになった時、素晴らしいハーモニーが生まれました。

木根尚登オフィシャル・サイト　http://www.kinenaoto.com/

2月20日〜21日に幕張メッセで開催されたAOUアミューズメント・エキスポは、国内外メーカーの最新アミューズメント機器を一堂に集めた展示会。関東エリアの幕張メッセを皮切りに全国７カ所で開催されます。ハコイヌは景品用のぬいぐるみとして、大小計８種類が展示されました。ハコイヌ関連商品は （株）エイコーから7月に発売予定です。ハコイヌは、団地住まいで犬を飼うことができない子供のあたたかい心から生まれたキャラクターです。ハコトリやハコブタの仲間達も加わって、会場の一角で愛嬌を振りまいていました。この夏、あなたの街のゲームセンターでも、ハコイヌ達を見かけるかもしれませんよ！

この本はイラストレーターになるためのノウハウがぎっしりと詰まっている一冊です。弊社のコメントとして「エージェントに登録するとどのようなメリットがあるか？」「登録するにはどうしたらいいか？そしてその選考ポイント！」「これからのイラストレーターに期待すること」などエージェントとしての立場からとらえたイラストレーションビジネスを語っています。これからイラストレーターを目指す方、またプロとして活動をしているが他のイラストレーターの絵に対する考え方や制作進行方法を見てみたい方などにお薦めです。

新年あけましておめでとうございます。
皆様には､ 2004年の門出をご健勝でお迎えのことと､ 心からお慶び申し上げます｡ さて､ 昨年は景気の低迷が続くなか､明るい話題の少ない１年でございましたが、国民の最大の関心事であります経済情勢は少しずつではありますが薄日が差し込み始めた気配が感じられ今後は大いに期待したいところであります。本年も社員一同皆様方のご期待に応えるとともにこのイラストレーション業界の発展に全力を尽くす所存でありますので、関係者各位のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。